オフィス家具の掃除

オフィス家具の色

 オフィス家具にはいろいろな色があります。オフィス家具を選ぶ時は、形や大きさ、機能とともに色も選ばなくてはいけません。オフィス家具の色を選ぶ際は、どのようなことに気をつけて選べばよいのでしょうか。オフィス家具を選ぶ際は、そのオフィス家具をどこに配置するのか、ということを考えながら色を選んでいきます。

 色の中でも、赤、橙、黄は「暖色系」と言われ、対して緑、青、紫は「寒色系」と言われています。文字が示すとおり、暖色系の色は寒色系にくらべて、体感温度が違うようです。あるオフィスでは、清潔感を出すために寒色系の壁色やユニフォームが採用した結果、「冷房が効きすぎる」などの苦情が増えたそうです。壁の色に寒色系を使った工場では病欠者が相次いだため、暖色系に塗り替えたところ、従業員の病欠者が少なくなり、能率が良くなったという調査もあるようです。

 色には大きな力があるようです。これを利用すれば大きな効果があるようです。オフィスの空調などにかかる経費を節減したいときは、冷え性の事務職員が多いエリアには暖色系のオフィス家具を設置し、走り回っている営業職員のエリアには寒色系のオフィス家具を設置すればよいかもしれません。

 賃貸のオフィスの壁や天井は白であることがほとんどですが、これは少しでも部屋を広く見せるための工夫です。そこ設置するオフィス家具の色に暖色系、寒色系を上手に組み合わせていけば、使う人の働きやすさの感覚も違ってきます。

 

オフィス家具の掃除

 オフィス家具を長年にわたり使用していると、当然のことながら汚れてきます。デスクやチェアーなどは、タバコのヤニや手あか、外からのほこりなどでと汚れています。普段の掃除では、デスクの上を雑巾で拭くだけ、というオフィスは多いのではないでしょうか。

 オフィス家具を専門業者にクリーニングしてもらうのも良いかもしれません。専門業者に任せれば短時間で、かつきれいにクリーニングできます。専門業者は強力に吸水できるバキュームモーターを搭載した小型スチーム洗浄器などでクリーニングを行います。布張りのチェアーなどは、素人ではなかなかきれいにすることはできませんが、専用の資器材と薬剤を使用すれば新品のようにリフレッシュするようです。また汚れ防止加工も同時に行えばさらなる長期使用を可能にすることでしょう。

 オフィスを訪れるお客さまを気持ちよくお迎えするために、またそこで働くスタッフが効率的に、気持ちよく働くために、オフィス家具やオフィスの中をキレイな環境とすることは大切なことであると思います。しかし、日常業務のなかで掃除を行き届かせるのは大変なことです。

 そんな時には専門業者の日常清掃サービスを利用するのも良いかもしれません。時間や予算、掃除箇所に合わせて専門業者に掃除してもらうのです。掃除を毎日してもらうのではなく、一週間に一度でも二度でもよいから専門業者に掃除してもらえば、見違えるようなオフィスになると思います。