六曜付きカレンダーでHAPPYな1年にしましょう

2008年カレンダーでは、あえて「仏滅」をチェックしましょう

 六曜の中でも特に「仏滅」を気にする人はたくさんいることでしょう。

 「仏滅」とは、六曜の一つで六曜の中でも最も縁起の悪い日とされ、婚礼などおめでたい祝儀を行う時には避ける人が多いです。

 「仏滅」は、もともとは「空亡」「空虚」と言っていました。それを「全てが虚しい」と解して「物滅」と言うようになり、後から「物」という字が「仏」という字で書かれるようになったのです。また釈迦が入滅した日こそが仏滅であったという解釈もありますが、それは単なる偶然であります。

 仏滅は大凶日であるといって嫌われていますが、悪いことばかりでもありません。仏滅に結婚式や引越しを行う人が少ないために仏滅には料金割引を行う結婚式場や引越し業もたくさんあります。ものは考えようで「最悪な日から新しい生活を始めれば、後は良いことばかりで、これ以上悪いことは起こらないだろう」と前向きに考える人も増えてきており、上記のような割引サービスをラッキーと思いフルに利用している人もいます。

 また「仏滅に祈願しに行ってもご利益はない」などと思い込んでいる人が多く、仏滅の日の寺院などは閑散としていることが多いそうですが、寺院へお参りに行くことや仏や菩薩に手をあわせることに忌み日はありません。仏道は朝夕、日々、合掌低頭して敬意を表すことから始まるのですから。仏滅にこだわらずに、いつでも時を選らばずしてなお一層精進し、この先ずっと健やかに過ごせるように、ぜひ仏の加護をいただくことをおすすめします。

 いつもは「大安」ばかり気にしている人も2008年はあえて「仏滅」チェックして「仏滅」ならではのサービスや割引を賢く利用して、お得ですばらしい1年にしていきましょう。これこそまさに個性的といえるのではないでしょうか?このような人とは違う逆の発想によって、思いがけずHAPPYな出来事に遭遇するかもしれませんよ。

 

六曜付きカレンダーでHAPPYな1年にしましょう

 六曜は普段の生活の中では、それほど気にならないものですが、結婚式や葬儀、引越し、建築儀式、事業を始めたりする時の日取りを決めたりする場合には、参考にする人も多くいることでしょう。年配の方が六曜を気にするのはもちろんのこと、意外にも若い人も六曜を気にする人は多く、六曜付きのカレンダーを求める人は老若男女さまざまです。求める人が多いだけに、六曜が記載されているカレンダーは多いです。

 六曜は暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種をいいます。暦の中では有名な暦注で、カレンダーや手帳にもよく記載されています。吉凶付きの暦注は迷信であるとも言われていますが、信じる人も多く「結婚式は大安に!」「友引に葬式は避ける!」などと冠婚葬祭などの儀式を行う際によく使われています。

 六曜は14世紀鎌倉時代末期から中国から伝えられてきました。江戸時代の暦の暦注にはあまり記載されていませんでしたが、明治になって使われるようになりました。

 六曜の順番は先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口となっています。

 旧暦の毎月1日の六曜は固定されています。1月、7月・・・先勝 2月、8月・・・友引 3月、9月・・・先負 4月、10月・・・仏滅 5月、11月・・・大安 6月、12月・・・赤口

 旧暦では月日によって六曜が決まり、旧暦の月と日の和を六で割った数値の余りの数でも六曜は決まります。以下の数値は余りの数です。先勝・・・2 友引・・・3 先負・・・4 仏滅・・・5 大安・・・0 赤口・・・1

 六曜にはそれぞれ吉凶をあらわす意味があります。先勝・・・何事も急ぐことが良いとされ、急用や訴訟等は吉となっています。また午前は吉、午後からは凶と言われています。友引・・・葬式や法事は凶とされ、夕刻は大吉と言われています。 先負・・・何事も控へ目に平静であることが良いとなっています。午前中は凶、午後からは吉と言われています。 佛滅・・・何事をするのも忌み愼む方が良い日となっています。 大安・・・何事をするのにも上吉の日となっています。 赤口・・・何事をなすのも忌むべき日となっています。午の刻(正午を中心とする2時間)のみ吉と言われています。

 このように深い意味合いを持つ六曜は、さまざまな行事を行う上で、日取りを決めるのにとても重要な役割をしています。カレンダー上では、かかせない存在となっているといえます。

 仕事をしながらもすぐに気になる日の六曜をチェックすることができたら・・・という要望に応えて、最近は六曜や六十干支、旧暦などの暦を表示することを可能にしたカレンダーソフトが色々と出てきています。

 2008年は今まで以上にHAPPYな1年にする為にも六曜カレンダーでその日がどんな日なのかをチェックして、1日1日を充実した日々にしていきましょう。