月も日付も曜日も入っていない、大人向けの「東京カレンダー」

リラックマカレンダーでリラックス

 90年代に入って癒しブームが到来し、2000年に入った今でも癒し系グッズが飛ぶように売れています。その中でも今年で4周年を迎えたリラックマの勢いはとても目だっていて、子供から大人まで愛され続けています。

 毎日目にするカレンダーですらも癒し系を求める人が多く、リラックマカレンダーはすでに在庫切れの商品もでてきています。

 こんなに人気があるリラックマとは一体何なのか知らない人もいることでしょう。特に男性は初めて耳にする人もいるのではないでしょうか?リラックマについて少し紹介したいと思います。

 リラックマはサンエックスからデビューしたクマのキャラクターです。コンドウアキさんによってデザインされました。リラックマは背中にファスナーのついた着ぐるみのクマで、勝手にOLのカオルさんの家に住み着いています。ファスナーの中から時折、水色の水玉柄が見えているのですが、これが何なのかは謎になっています。動くことが大嫌いで立ち上がることすら嫌い、いつもゴロゴロしてリラックスしています。好物は団子、ホットケーキ、オムライス、プリンです。趣味はテレビ観賞、音楽鑑賞、温泉に入ることです。

 このようなリラックマのいつでもどこでもゆるりリラックスしたキャラクターが子供や女性の間で大好評で、さまざまな場で姿を現しています。主婦と生活社発行の雑誌の付録や伊藤園のおまけ、コンビニローソンの景品、ゲームセンターの景品、厚生労働省の過労防止や労働時間短縮の促進運動のためのポスター、特別仕様バスのボディの柄、トヨタヴィッツのテレビCMなどに採用されています。

 全国各地ですっかり有名になった人気者のリラックマの2008年のカレンダーは既に在庫切れの商品も出てきていますが、どれもとてもかわいく、たくさんの種類のカレンダーが販売されています。

 リラックマ 卓上カレンダー、リラックマ 卓上プッチカレンダー、リラックマ 壁掛けカレンダー四角、リラックマ壁掛けプッチカレンダー、リラックマ 壁掛けカレンダーB4があります。

 上記の紙で作られた普通のカレンダー以外にも変わった素材のカレンダーもあります。リラックマ ぶらさげカレンダー、リラックマ 卓上ぬいぐるみカレンダーです。これらはぬいぐるみになっています。リラックマ ホワイトボード付きカレンダーも出ており、これは名前のとおりホワイトボードがついていて、ペンも付属しています。

 どのカレンダーのリラックマもキュートさは、かわりません。見ているだけで癒されます。2008年はリラックマカレンダーで、リラックマと一緒にのんびりゆったりした1年を送ってみませんか?

 

月も日付も曜日も入っていない、大人向けの「東京カレンダー」

 カレンダーはカレンダーでも月も日付も曜日も入ってないカレンダーがある。それはどんなカレンダーなのかというと・・・「東京カレンダー」という”情報誌”のことなのです。

 「東京カレンダー」は都市生活を送る30代半ばのビジネスマンやOLをターゲットに旅行、文化、娯楽、居、食、住といったさまざまなジャンルの話題で構成されている月刊誌です。

 「東京カレンダー」は3年前に東京カレンダー編集長である藤井雅彦さんがある出版社から独立してアクセス社の荒川社長と共に手を組んでアクセスパブリッシングという会社を立ち上げて、生み出されたものです。従来の20代前半の若い人向けの安い、うまい、ボリュームがあるといった情報をいかにたくさん流すかという、単に便利で量が勝負なだけの雑誌に疑問を感じ、30代、40代の成熟した都市生活者に対しては上質なものを厳選し、一つ一つ丁寧に紹介・説明していく実用的な雑誌が必要なのではないのかなという発想から「東京カレンダー」は誕生しました。料理・雰囲気などに優れ、話題や評判の良い店、ニューオープンの店などが、美しい写真とともに掲載されていて、どこにしようか選ぶ際の参考情報として重宝するおしゃれな大人の情報誌になっています。創刊号からの根強いファンも多く遠方に引越してからも“目”で楽しんだり、情報収集などの為にと購読し続けている人も多くいるようです。

 「東京カレンダー」はiモード向け、EZweb向けのモバイル版「東京カレンダー」も展開されています。月額利用料はそれぞれ315円です。東京、神奈川を中心とした首都圏の500店以上の店舗が掲載されており、日本料理はもちろんのこと中華料理、フレンチ、イタリアン、スペイン、エスニックなどさまざまな飲食店情報が紹介されています。料金や場所、営業時間など基本的な情報以外にも店内の写真や料理の味や素材、お店のセールスポイントなども紹介されています。飲食店以外にも美術館や博物館、宿泊施設や公共施設なども掲載されており、場所や入館料金、休館日もわかるようになっています。

 月、日付、曜日が記入されている、いわゆる「カレンダー」ではありませんが、そういった普通のカレンダーと同じように情報誌「東京カレンダー」も毎日目にし、それからゲットした情報をもとに楽しいひとときを満喫して充実した日々を送ってみませんか?「東京カレンダー」を楽しめるようになった時こそ、味の肥えた、目の肥えた成熟した大人になった時でしょう。