オフィス家具選びのポイントについて

オフィス家具の地震対策について

 日本は地震の多い国です。毎年どこかで大きな地震があり、大きな被害をもたらしています。住宅やビルなどの建物については法律が整備され、地震対策が採られているようですが、その建物の中にあるオフィスについてはどうでしょうか。地震の映像としてニュース等でよく目にするのは、デスクやチェアーが揺れ動き、収納棚が倒れてきて室内がめちゃくちゃになってしまう、というものです。

 そこで、オフィス内のオフィス家具の地震対策について考えてみるのも必要なことではないでしょうか。

 収納棚や書庫についてだけ考えてみます。上下に重ねている収納棚や書庫は上下連結されているか、加えて天井まで届く背の高い収納棚や書庫は壁で固定されているかどうか、また、窓付近やデスク周りに背の高い収納棚や書庫を置いていないか、横連結が可能であるものについては、それがされているかどうか。

 収納棚や書庫だけを考えてみても、これだけ出てきます。オフィスの中にはいろいろな種類のオフィス家具があります。昼間の仕事中に地震がこないとも限りません。建物自体は大きな地震に対して安全であっても、オフィス家具が倒れてきたりしたら大ケガをするかもわかりませんし、ケガだけでは済まない可能性だってゼロではありません。

 日本は地震の多い国で、いつ大地震が起きても不思議ではないということ考えながら、オフィスを見回したとき、地震対策として何をしなければならないのかが、見えてくるかもしれません。

 

オフィス家具選びのポイントについて

 新たに必要なものを購入しようとした時にはいろいろなことを考えます。金額が高いものであればあるほど、いろいろなことを考えると思います。どのような目的で使うのか、どこで使うのか、予算はどれくらいあるのか、などなどです。オフィスで使用するオフィス家具も安いものではありませんので、例外ではありません。購入先も家具店で商品を見ながら購入することもできますし、今ではインターネットで写真を見ながら購入することもできます。また、カタログを見ながら通信販売で購入する方法もあります。また、値段もさまざまで、新品の高級品から一般的な商品、中古品までさまざまです。選択肢が多くていろいろ迷いそうですので、オフィス家具を選ぶ際には、何が重要であるのかを事前に決めておいたほうがよさそうです。少々値段が高くても使い勝手を優先するのか、とにかく安いものを選ぶようにコストを優先するのか、またはあくまでも新品にこだわるのか等です。座り心地の良いチェアーに座って仕事をすれば、能率が上がるかもしれませんし、機能的な収納棚であれば、さらに余分な収納スペースは不要かもわかりません。しかし、同じ機能であれば値段は安いほうが、同じ値段であれば新しいほうが良いに決まっています。いずれにしても、何度も買い換えたりできるものではありませんし、「こうしなければならない」といった正解があるわけでもありませんので、いろいろな選択肢に優先順位をつけてさまざまな角度から検討するべきであると考えます。