トイプードルの飼育で注意する点

トイプードルのしつけ

 トイプードルのしつけについてお話したいと思います。トイプードルに限らず、最初のしつけは根気がいりますね。しかし怒ってばかりでは、犬も覚えてくれません。犬を誘導しながら、一つ一つ覚えさせ、出来たときはよく誉めてご褒美をあげましょう。

 まず、犬に何をさせたいかを考えてください。何をさせるべきなのかも重要なポイントです。

 犬には、どんな行動をしたらほめられるのか考えています。大好きな飼い主にほめられたいのです。無視されることは、ショックでもあり、ストレスを与えてしまいます。

 はじめは出来なくてあたりまえです。少し間違ったくらいで、怒鳴ったりすることはやめてください。褒めるときは思いっきり褒めて「よく出来たね」と撫でてください。叱るときは短く、いつまでも叱っていても意味がありません。その場で悪いことをした時だけ、叱ってください。時間が経過すると、何に怒られているのか犬はわからなくなります。

 本にもたくさんのしつけが書かれていますが、実践して、その子にあったしつけをしてあげてくださいね。マニュアル通りにすすまないのは当たり前です。犬には飼い主の感情がわかる生き物です。

 はじめて家に迎えるトイプードル。いつからしつけを始め、何のためにしつけをするのか、解らないことも多いと思いますが、しつけは心を通わせる物でもあり、よい関係を維持するために大切なことです

 念願のトイプードルが我が家にやって来たのですから、短気にならず、根気よく、しつけを楽しんで行って欲しいと思います。

 

トイプードルの飼育で注意する点

 トイプードルの飼育で注意する点をお話したいと思います。

 トイプードルは骨折に注意してください。

 トイプードルに限りませんが、チワワやヨークシャー等の小型犬は、骨折しやすいと覚えておいてください。ドアに挟んだだけで折れてしまう場合があります。

 普段愛犬と生活している中で、ソファーから飛び降りたりすることも危険です。ケージの上から降りただけでも小型犬は骨折する場合があります。

 なるべく高い所に昇れないよう工夫して、安全な場所を作ることも大切です。トイプードルが骨折した場合は、完治するまで2ヶ月以上かかります。その間、ワンちゃんにもストレスが溜まり、飼い主も大変な思いをします。手術代も治療費も高く、骨折の仕方では後遺症が残る場合もあります。同じ箇所を折ることも多いので、過激な遊びは避け、家の中も危険箇所を作らないようにすることが大切です。

 フローリングなども滑らないようにしてあげてください。

 フローリングが滑ることで、足腰に負担をかけてしまいます。年齢と共に悪くなる事もあります。タイルカーペットやコルクの様な滑りにくい物がいいでしょう。フローリングの滑り止めは簡単に塗ることが出来ます。

 また、トイプードルに多いのは、足の裏の毛が伸びすぎていることです。滑る原因になるので、普段からよく見てあげるようにしてください。

 ウンチを食べてしまうワンちゃんも注意して見てあげてくださいね。習性なので、不自然な行動ではありませんが、ウンチを食べてしまう行動が治らない場合は、ごはんに生のパイナップルを入れます。次の日のウンチは食べなくなるので、実践してみて下さい。