トイプードルについて紹介します。
今とても人気のある小さなテーカップサイズのプードル。そのテーカップトイプードルの現状についてお話したいと思います。
テーカップトイプードルのテーカップとはアメリカで生まれました。文字の通り、テーカップに入るサイズの小さな犬とのことを示します。しかしJKC、AKCは規格として認めていません。
テーカップトイプードルが、アメリカで言われていることは、1年が経過して体高が9インチ、重さは4ポンド、これは日本で23cmと1.8kgの事を言います。日本では成長した大きさが25cmと2kg以下と言われています。
この小さなサイズをテーカップサイズと読んでいます。CMなどでもこの言葉が使われ、グッツなどもあるように、言葉は確実に認知されています。小さくてとにかくかわいい、そして人気のあるトイプードルです。
しかしかわいいだけではありません。問題点もあります。
■購入した時の子犬の時に小さくても、成長したらテーカップのサイズに収まるのか。
■未熟児だけではないか。
■体が弱く、体調はいいのか。
■小柄メスの母親が、無理やり産んだ子犬ではないか。実際に2k未満のお母さんは難産になりやすく、子犬への危険も高いと言われています。
■子犬に授乳制限をしている
■妊娠中のお母さんにサプリメントを飲ませ、赤ちゃんが大きくならないようにしている。
など解らない部分でたくさんの問題や、可愛そうな事実が起こっています。
実際に、毎日の食事の管理は大変です。抵抗力が弱く病気がちになる子もいます。病気の治りが遅く、かみ合わせの悪い子も多くいます。便からサナダムシが出て、普通サイズに戻るなど、悪徳のペット業者も多く居ます。体の弱い子は骨折やパテラの危険性も高くなります。
小さくてとてもかわいいテーカッププードルですが、メリットとデメリットを掌握してからの購入をお勧めします。大きさも2ヶ月前後の段階では成長の予測が出来ないので、両親や血統上の情報などしっかりとした説明を聞いからペットとして迎えるか決めてください。ご飯の与え方で成長も変わりますが、ちゃんとした生き物であることを忘れないでください。量を与えずに体重を増やさない行為は絶対にしないでください。
トイプードルの毛色についてお話したいと思います。
トイプードルの毛色は、どの色も必ず退色します。最初に飼った時の子供の頃の色が一生続くと思いますが、2〜3年後は必ず色が変化します。早い子は3ヶ月ぐらいで毛色が薄くなります。
退色のスピードには、両親の毛色や、歴代の掛け合わせなどが大きく影響し、何年後に退色するといったはっきりしたことは、断言できません。しかし、歴代レッドの血筋のトイプードルは、生後半年で更に色が濃くなります。2年経っても退色がないと言われ、7歳になったトイプードルが綺麗なままのレッドの子もいます。
最近は毛色がレッドのトイプードルの人気が高く、値段もカラーによって違います。毛色をメインで購入したいと考えている人は、3代の掛け合わせを確認しショップの人や、ブリーダーの人に疑問に思うことは聞くようにしてください。同じレッドでも千差万別で、ブリーダーでも知識がなかったり、通販でペットを購入いたりすると、トラブルの原因になります。
毛質は定義上、カーリーの子(巻き毛)とコーテッドの子(縄上)に分かれます。現在ではカーリーのプードルがほとんどですが、アメリカでは、コーテッドも復活に向け、生み出す努力が続けられています。
毛色、毛質を決めワンちゃんを購入したら、自宅でのケアをしっかりと行ってくださいね。
プードルは、いろいろなカットが楽しめるので、トリマーさんにトイプードルのカット切り抜きなどを持参して、同じように仕上げてもらうのもいいでしょう。毛量や巻きの弱い子もいるので、その子にあったカットをしてあげてくださいね。
トイプードルの毛色は、いろいろなことを調べてから購入したほうがいいと言うことが解っていただけたかと思います。実際に子犬を目で見てできれば母親も見せてもらい、購入することをお勧めします。