韓国の各月14日

韓国のバレンタインとチョコレート

 日本と韓国のバレンタインにはどのような違いがあるのか調べてみました。

 韓国でもバレンタインデーは日本と同じく、女の子にとって一大イベントの日です。今年こそ彼に思いを伝えたいと、女の子にとって、バレンタインはとても重要な一日になります。

 男の子は待ち遠しいという意見や、早く過ぎ去れと思う人、関心がないと思う男性と様々で、この辺は日本と似ているかもしれませんね。

 韓国のバレンタインは、バレンタインの2週間ほど前から、チョコレートのお店が街に増えるそうです。パン屋さんも、キャラクターショップのお店もいつの間にかチョコレート屋さんに変身していて、その変わりように初めてその光景を見る人はみなさんびっくりされるそうです。

 店内は、お店いっぱいにかわいいチョコレートが並びます。しかしなぜか大きなバスケットも並んでいます。

 韓国のバレンタインチョコはバスケットにチョコレートをいっぱい入れて、きれいにラッピングして贈るのが定番です。日本のように手作りチョコというのはあまりないそうです。

 そのバスケットの価格は、日本円で約5千円から、高いものになると約1万5千円を越えるものまであるそうです。チョコレートよりバスケットの方が高いんですね。

 

韓国の各月14日

 韓国には、バレンタインデーやホワイトデーの他に変わった記念日が存在します。韓国の中高生にとっては、毎月14日はイベントの一日なのです。

 1月14日はダイアリーデーと言って、恋人に一年間使う手帳をプレゼントする日になります。2月14日はバレンタインデーで、好きな男性に愛を告白する、日本と同じイベントです。3月14日はホワイトデーで、男性が好きな女性に愛を告白する日になっています。4月14日はブラックデーと言います。2月と3月に何のプレゼントもなかった人が、黒い服に着替えます。そして真っ黒な食べ物チャジャンミョンを食べ、その時出会った人が意気投合してめでたくカップルになることもあるそうです。5月14日はイエローデーと言います。ブラックデーまでに恋人ができなかった人が、黄色い服を着ます。そして、カレーライスを食べないといけないのです。食べなければ恋人ができないと言われているそうですよ。また、5月はバラが咲く季節なので、バラ祭りにかけてローズデーがつくられました。これは相手との関係を発展させるために素敵なデートが必要という意味のようです。

 6月14日はキスデーと言います。5月のローズデーを無事にのりこえたカップルの為にキスデーがつくられたそうです。7月14日はシルバーデーと言います。この日はお互いに銀製品をプレゼントします。シルバーと言う意味は2通りで、銀を意味する言葉と年長者を意味するシルバーになっています。この日は先輩達がデート費を出してくれる日でもあるそうです。自分の恋人をまわりの人たちに紹介するのがこの日です。

 8月14日はグリーンデーと言います。暑い夏に涼しい山で森林浴をする日です。その一方で、恋人がいない人たちはグリーンという名前の焼酎を飲み、お互いに慰めあう日にもなっています。

 9月14日はミュージックデーと言います。またはフォトデーとも言われています。音楽があるナイトクラブや、友達が集まっているところで恋人を公式化するそうです。晴れた秋空で恋人同士が写真を撮って、それぞれの手帳にはさんだりする日でもあります。素敵ですね。

 10月14日はワインデーと言います。恋人とワインを飲み、特別な時間を2人だけで過ごす日です。

 11月14日はオレンジデーと言います。ムービーデーとも言われています。感動的な映画を恋人と共に見て、オレンジジュースを一緒に飲む日になります。

 12月14日はハグデーと言います。2月に出会い、恋人同士になった2人が、抱き合う事が許される日です。

 女の子はイベントが大好きなので、私も韓国に生まれたかったと思うほど、うらやましい、素敵なイベントがたくさんあることがわかりました。