中国のバレンタインチョコレート

オーストラリアのバレンタインチョコ

 オーストラリアのバレンタインはどんな感じのイベントになっているのでしょうか。

 バレンタインデーが愛を伝える日というのは、欧米でも日本でも同じです。しかしオーストラリアは女性から愛を伝えると決まっているわけではありません。両方から愛を告白するものがバレンタインなのです。女性の場合はカードを相手に渡します。男性はカードかバラの花束を好きな人に渡し自分の気持ちを伝え、愛を告白します。

 日本もかつては本当に好きな相手にだけチョコレートを渡していました。今は義理と本命が半々になっていますが、かつての日本は情熱的だったんですね。オーストラリアも日本も、この日は、好きな相手に初めて告白する日となっていることがわかります。

 日本でバレンタインは女性側から告白する日となっている理由は、女性から告白することがかつて難しかったからと考えられています。

 チョコレートを渡すというのも、オーストラリアにはなく、実は日本だけの習慣です。1958年に東京都内のデパートでチョコレート業者行ったキャンペーンをきっかけに、チョコレートをプレゼントする文化が始まったようです。ホワイトデーというのも、日本だけのイベントで、同じく業者が作ったといわれています。

 オーストラリアでは、バレンタインデーにカードや花束を渡し、相手が受け取ったら、デートにOKするかどうかが問題で、お返しにプレゼントすることはないそうです。

 日本では、ホワイトチョコ、あめ、クッキーを男性が女性にお返しするホワイトデーがありますね。

 国によってバレンタインの行事が大きく変わると言うことがわかりました。でも愛を伝えることは、共通しているんですね。

 

中国のバレンタインチョコレート

 日本のバレンタインは、女性から男性に贈ると言う形が主ですが、中国ではどんな風にバレンタインを過ごしているのでしょうか。

 中国では女性がチョコレートを男性に、男性はバラの花束を贈るのが中国のスタイルです。

 日本のように中国にホワイトデーはないようです。

 バレンタインデー当日の花市場は、バラの花束が大人気で、それを買いに来るカップルで花市場はとても賑やかになるそうです。バレンタインデーの時はバラの価格がかなり高くなるそうです。中国も日本も男性は大変ですね。

 特に中国は見栄っぱりな所が多々あると聞いたことがあります。

 ものすごい外観の家の中は、からっぽなんて言うこともあるようです。これも国民性とういうものなのか、日本に比べると中国は高額商品が良く売れるそうです。

 バレンタインデーはバラの花束ですが、日常でも中国の男性はよく花を買うそうです。花束を持った男性を街中でよくみかけるのは中国ならではですね。日本人の男性も、女性にたくさん花を買ってくれるとロマンチックなのに、と思います。

 2月14日のバレンタインデーの北京花市場の様子は、大量のバラの花束が用意され、バレンタインデーのバラの価格は10倍にも跳ね上がるそうですよ。やはりイベントごとなのでためらいなく買うそうです。

 日本でチョコレートが馬鹿売れすることと同じですね。

 バラの花束を買いに来ているカップルと車で渋滞する花市場。カップルで買いに来るのが中国流なのでしょうか。日本でこの状況に近いイベントはクリスマスですね。

 路上で花束を作り、路上でやっているのも中国の素敵な所ですね。夕方になるとバラの価格が一気に暴落するそうです。

 日本では女性がチョコレートを探している2月14日のバレンタインデー。中国ではカップルが素敵な夜を過ごすんですね。

 すてきな国だと思いました。