散水ホース

ガーデニング用ハサミ

 数あるガーデニング用品の中で、シャベルやグローブに並ぶ必需品に、ハサミがあります。ハサミは土や肥料の袋を切ったり、植物のお手入れをしたりと、色々な場面で使います。袋を切ったり紐を切ったりする時に使うハサミは、普段使っているハサミでも良いですが、植物を切るハサミは、専用のハサミを用意した方が良いですね。

 ガーデニング用品店に行くと、「園芸ハサミ」「ガーデニングハサミ」といったハサミが数多く売られています。

 まずは握り具合をチェックしてください。出番の多いハサミですから、やはり使いやすいものが一番ですね。刃は手入れの容易なステンレスのもの、グリップの部分は、ビニールコーティングされて手に優しくなっているものなど、色々ありますよ。

 鉢植えなどで、木を育てている人や、庭木がある人などは、木の枝を切ることができるハサミも必要ですね。「剪定ハサミ」は、直径2、3cmくらいまでの枝なら切ることができます。刃の形が通常のハサミと違い、「切り刃」と「受け刃」が半円の弧状になっています。グリップの部分には内側にバネが仕込まれていて、バネの強いものは、長時間作業するとかなり手が疲れてしまいます。

 生垣や洋風のトピアリーなど、人工的な仕立てものの形を良くするために全体的に刈り込みたい時は、両手で使う大型のハサミ、「刈り込みバサミ」を使います。

 刈り込みバサミを購入する時のポイントは、やはり使いやすいものが一番ですが、刃が厚く、刃渡りが長いものの方が良いです。また、柄も長い方が腕が疲れないので作業が楽にできます。

 いずれのハサミも、やはり自分に合ったものが一番です。重さなども様々ですから、見た目だけにとらわれず、使いやすく、長く愛用できそうなものを選んでくださいね。

 

散水ホース

 大切に育てているお花達への水やり。ガーデニング好きな人にとっては大切な仕事ですよね。じょうろだけで行っている人もいると思いますが、やはり散水ホースがあった方が、スピーディに進みます。

 ホースといっても、ガーデニング用品店には、色々なホースが売られています。

 シングルホースは同じ素材で成型された一重管のホースで、柔軟性はありますが、傷みやすく、寒さで固くなってしまうことがあります。

 ダブルホースは、内と外が違う素材で作られていて、ねじれやつぶれに強いです。

 ブレードホースは、外側と内側の間に合成繊維の糸が編みこまれていて、こちらもねじれやつぶれに強いです。中には、挟まってしまってもつぶれずに、水の勢いも変わらないといったものもあります。

 ホースの先端に取りつけて水流を変える、ノズル部分にも様々なものがあります。水流パターンが切り替えられる、便利なガーデニング用品としてのノズルが現在では主流です。拡散、シャワー、じょうろ、直射、ストップといったパターンがあって、必要に応じて簡単に切り替えられるようになっています。

 使用した後に元のコイル状に勝手に戻る、形状記憶素材でできた便利なホースもありますが、一般のホースには、使わない時に巻いて保管しておく、ホースリールも必要ですね。巻き取りの長さは短いもので10〜20m、30m、長いものでは、50m〜100mのものまであります。業務用はスチール製が主流になっていますが、家庭用では軽いプラスチック製のものが良いですね。中には、このホースリールまで、お庭に合わせてお洒落なものがあって素敵ですが、巻きやすさ、扱いやすさを一番に考えて選んだ方が良いと思います。