温室

コンテナの飾り方

 お気に入りの花を組み合わせて作る寄せ植え。寄せ植えに使うコンテナ類は、丸い鉢や四角いプランターなど、形や大きさ、重さも様々ですが、コンテナは地面に直接置かないことが基本です。コンテナの高さを上げることで、夏の地面の照り返しや、害虫の侵入を防ぐことができるのです。

 ガーデニング用品には、スタンドや花台など、お洒落にコンテナを置くことができるものが色々ありますよ。

 スタンドや花台としてガーデニング用品店で扱われているものだけでなく、自分で工夫して置いてみても良いですね。

 レンガを使うと、温かさが演出できます。レンガは色や、大きさ、形も色々あるので、コンテナのデザインに合わせて、レンガの数や位置を変えて自分なりにこだわって置いてみてください。

 丸太を使ってみても、とってもお洒落ですよ。大きな丸太をいくつか使えば、安定感もあり、ナチュラルなイメージになります。

 また、「置く」ことだけにこだわらず、フェンスやベランダの手すりなどを利用して、空間も使った飾り方も素敵ですね。

 ガーデニング用品には、鉢用に丸い形をしていて、大きさに合わせビスで調整するタイプのものや、フェンスやブロックにかけてプランターを受けるタイプなど、色々あります。ボックスになっているプランター用ホルダーもあり、プランターだけでなく、鉢をいくつか入れても良いですし、好きなよう演出できそうですね。

 せっかく作った寄せ植えですから、できるだけお洒落に飾ってきれいに見せたいですよね。落下や転倒をしないよう、安全にはしっかり気をつけながら、コンテナを見せる工夫を楽しんでくださいね。

 

温室

 「温室」というと、野菜や果物を育てるための農業用の大きな建物を想像すると思いますが、もっと手軽に使えるガーデニング用品としての簡易温室があります。

 寒い冬の季節、大切に育てていた花をうっかり枯らせてしまった経験はありませんか?寒さには弱いと分かっていても、家の中に取り込むのも大変だし・・・という人は多いですよね。

 冬の寒さから植物を守る、家庭で簡単に使える簡易温室は、ベランダや軒下のテラスに置いて使えます。

 ガーデニング用品を扱っているお店には、様々な簡易温室が売られていますよ。

 設置したい場所に応じて、色々な大きさや形のものがあります。ほとんどのものは、軽量で設置も簡単なので、女性でも楽にできますよ。使わない時は、小さく畳んで収納でき、ベランダガーデニングにもおすすめですね。

 数が少ない時は、手作りで温室を作ってしまっても良いですね。

 地植えしてあるものは、透明ビニール傘を広げて、柄を適当な部分で折り、土の中に埋め込みます。植物の高さに合わせて骨を曲げながらカーブの調整をしてやります。

 小さい鉢植えには、透明なペットボトルで代用できます。空気用の穴をきりなどで開けて、植物の背丈に合わせてカットして被せます。少し土の中に埋め込むようにして、しっかり固定してくださいね。

 大きめの鉢植えなら、針金をUの字に曲げて交差させ、上からビニール袋を被せます。積雪した時にも耐えられるよう、厚手のビニール袋が良いですね。空気穴を作り、風にとばされないように洗濯ばさみなどでしっかりとめておいでください。

 愛情のこもった手作り温室なら、お金もかからず、手軽にできますね。