コンテナの種類

留守中の鉢植えの水やり

 大切に育てている鉢花や観葉植物たち・・・。旅行や、少し家を留守にしたい時って、植物たちの水やりって困りますよね。夏場の暑い時などは特に心配です。

 サボテンやアロエなどの多肉植物など、乾燥に強い植物は、4、5日程度なら水をあげなくても大丈夫です。直射日光が当たらない場所に移しておいてください。

 問題はそれ以外の水を好む植物ですね。2、3日程度で夏場でなければ、発砲スチロールの箱やトレイなどに水を張って、そこに鉢植えやプランターを並べておくだけでも良いですよ。直射日光の当たらない、風通しの良い日陰に置いておいてくださいね。数がたくさんある場合は、浴槽を利用しても良いです。この場合、扉を開けておいたり、換気扇を回しておいたりするなどして風通しを良くしておいてください。

 水を入れたペットボトルのキャップにキリなどで穴を開けて、逆さにした時に水が少しずつ出る状態にし、鉢植えの土に差し込んでおくやり方もあります。穴の開け方によって、水の出方が違ってくるので、どれくらい出ているか、事前にチェックしておきましょう。また、ペットボトルが直射日光に当たると、水が熱湯になってしまいますので注意してください。ガーデニング用品店に行けば、ペットボトルの水やり用キャップが売っています。500mlで1週間くらいはもちますよ。

 それ以外にも、タイマーで自動的に水やりができるガーデニング用品があります。こちらは日光にあてながら水やりができます。1万円前後からありますが、1つ1つにチューブを取り付ける必要があったりするので、たくさんある場合は少し大変かもしれないですね。

 

コンテナの種類

 ガーデニングが好きな人にとって、好きな花苗を選んで、自分の好きなようにデザインして植えつける寄せ植え作りはとても楽しいですよね。

 苗選びももちろんですが、苗を植えるコンテナ選びも、寄せ植え作りの楽しみの1つですね。

 ガーデニング用品店に行くと、様々なコンテナがあります。デザインや大きさ、素材など、本当に様々で、何を選んだらよいのか、分からなくなってしまうほどです。

 コンテナの素材には、樹脂、素焼き、木、陶器、サンドプランター、ハンギングバスケットなどに使われているヤシ柄マットなどがあります。

 樹脂は、軽くて割れにくく、値段もお手ごろなのですが、蒸れやすいという難点があります。風通しの良い場所で使った方が良いですね。

 素焼きは、粘土を焼いたもので温かみがあります。テラコッタとも呼ばれています。通気性は良いのですが、そのため用土が乾燥しやすいという難点があります。

 木製は、通気性が良く、自然な草花が似合います。排水口のないものは底に穴を開けて使ってください。

 陶器は、重くて割れやすいですが、デザインが豊富です。通気性がないので、樹脂同様、蒸れやすいという難点があります。

 サンドプランターとは、砂を焼き固めたものです。ほとんどは丸くて、浅い形をしています。値段は少し高めですが、耐久性があり、水はけが良いです。こちらも自然な草花が良く似合います。

 デザインは様々ですが、初心者には、丸くて浅い鉢がおすすめです。浅い鉢の方が、草丈の低い、扱いやすい花とのバランスがとりやすいのです。

 まずは、ガーデニング用品店に行ってみてくださいね。色や模様など、色んな種類があって、見ているだけで楽しくなってきますよ。