人工関節置換手術の費用

肘の関節痛

膝や腰の関節痛に比べて、さほど障害がないのが肘の関節痛です。肘は、主にスポーツをしている人に多い病気というだけあって、その病名もほとんどにスポーツの名前がついているのですよ。野球肘、テニス肘、ゴルフ肘・・・すべて肘を使いすぎているために起こる関節痛です。野球肘は、その名のとおり野球をしている方、特にピッチャーに多い関節痛です。投球フォームや投球数などによっても違いますが、ひどいと軟骨に傷がついて骨のかけらが関節内を動き回るので、痛みで腕を曲げたり伸ばしたりできなくなります。プロ野球選手はもちろん、少年野球に熱心な子供にも 多いと言われています。特に子供は、骨や筋肉などが成長途中ですから、必要以上の練習のやり過ぎが、肘を痛めてしまうことになりかねません。強くなりたい、上手になりたい・・・と熱心に練習に励む子供や親御さん。もしかしたら将来、プロ野球選手になるかもしれない大事な腕です。決して酷使することなく、子供の年齢に合わせた投球数にする、終わった後は、アイシングをするなどのケアが必要ですね。肘の内側や外側を軽く押して痛がるようなら、関節痛が始まっているのかもしれません。すぐに病院でみてもらいましょう。また、テニス肘・ゴルフ肘は、テニスやゴルフのやりすぎだけが原因ではありません。肘や手首の使いすぎにより、肘の外側が炎症を起こす関節痛をこのように言うのだそうです。最近では、パソコンの使いすぎで、手首や肘の関節痛を訴える方は増えています。肘関節痛になったら、まずは腕を使うのはやめるようにします。病院で、消炎鎮痛剤や湿布を処方してもらいましょう。さらには、温熱療法や運動療法の治療が行われる場合もあります。早く治すには無理をしないことがコツでしょうね。

 

人工関節置換手術の費用

どのような病気でも同じですが、手術を受けるには体力をつけておかなくてはいけません。体力をつけておけば、免疫力も高まり、手術後の回復力が早くなるからです手術を受けると簡単に言っても、やはりいろいろな心配はでてきますよね。しかも、人工関節置換手術を考える大半は高齢者の方々です。人工関節置換手術を受けたいけど、年金暮らしでは・・・と不安になる方もいらっしゃるでしょう。人工関節置換手術にかかる費用は、平均して約200万ぐらいかかります。もちろん、手術をする関節や使用する人工関節によって、金額は変わります。しかし、人工関節置換手術には「高額療養費制度」というのが利用できます。これは、一時的に医療費を支払わなくてはいけませんが、申請をすれば、後日過払い分が戻ってくるという制度です。200万なんてそんなに簡単に出せる金額ではありませんよね。しかし、保険が適用されるので、この金額の1〜3割分を負担することになります。この場合は、約20〜60万ということですね。膝や股関節の人工関節置換手術を受ける方は、体重の管理にも気をつけておかなければなりません。太りすぎていては、人工関節の劣化を早めてしまいます。再手術を避けるためにも、標準体重に近づけるように 食生活には十分気をつけましょう。人工関節置換手術を受けなくてはいけないほどの関節痛は、一生付き合わなくてはいけないものです。それならば、長年 関節痛に悩まされ、時には泣きたいほどの痛みに耐えてきたのですから、そのご褒美に自分へ投資してみるのもいいかもしれません。そうはいっても、不安はやっぱり拭いきれないでしょう。市や病院などが主催する勉強会や説明会などにも脚を運び、同じ関節痛の悩みや手術を受けた方の話を聞くのもいいですね。