病院で行う関節痛の検査

関節痛に使う薬

病気になると、健康のありがたみがよくわかりますね。一日でも早く治したい、元気になりたいと誰もが思うはずです。普通の風邪ぐらいなら気力で治す!という人もいれば、すぐに病院へ行く人、薬局へ薬を買いに走る人、いろいろですね。関節痛の痛みは、とにかく辛いものだといいます。関節痛の治療で病院へ行くと、消炎鎮痛薬を処方されます。これはどのような効果があるのでしょう。消炎鎮痛薬には、炎症を引き起こす物質と炎症によって生じた物質をブロックする働きがあります。関節痛、特に変形性膝関節症などには消炎鎮痛剤の中でも非ステロイド系の消炎鎮痛剤が多く使用されます。痛みに対する速効性は高いので、痛くなるとすぐに飲みたくなるかもしれません。しかし、非ステロイド系の消炎鎮痛剤は、胃痛や胸やけ、食欲不振などの副作用が出ることがあるのです。胃腸系が弱い人は特に注意が必要ですね。ほとんどの病院では胃薬も一緒に処方してくれますが、それでも胃の不快感がとれない方もいらっしゃるでしょう。そのような時には消炎鎮痛の座薬もありますから医師に報告するようにしてください。また、関節痛の方には、しびれや筋肉のこわばり、不眠で悩んでいる方も多いようです。このような場合は、その症状にあった薬も処方してもらえますので、どのような症状で悩んでいるのかを適切に伝えれるようにメモをしておくといいですね。処方される消炎鎮痛剤は、必ず飲まなくては いけないわけではありません。調子がよければ、湿布剤だけにする、痛いときにだけ飲むなど少しずつ量を減らしていくのが良いでしょう。

 

病院で行う関節痛の検査

どのような病気でも、医師の問診を受けるのは当然ですね?医師からの質問に答えるだけではなく、質問があれば聞けるようにしておきましょう。また、飲んでいる薬・アレルギーなどがあれば、はっきりと伝えるようにします。検査としては、血液検査や尿検査も行われます。この検査によって、他に病気をひきおこしていないかなどが分かります。もちろん患部も見せなくてはなりません。レントゲンをとる際には、衣服もとらなくてはならない場合がありますから、着脱しやすい服装がいいですね。レントゲンで関節痛の原因が分からない場合は、MRI検査をおこなうことがあります。MRI検査とは、トンネルのような検査台の中に入って身体の断面をあらゆる角度から写し出す方法です。レントゲンでは写らないような軟骨・靭帯・筋肉も見る事ができますし、放射線がないというのも安心ですね。最近では、MRIを導入している病院が多いのですが、導入していない病院からもMRIを撮ってもらえる病院を紹介してもらえます。関節痛は長期にわたってつきあっていかなくてはならない病気です。病気とつきあうと言う事は、医師とのつきあいも長くなるわけです。話を親身になって聞いてくれるのはもちろん、よりよい治療法を一緒に考えてくれるような医師とめぐりあえるといいですね。