関節痛について

関節痛にかかったら

 関節痛になったら、自己流で痛みを取るのには限界があります。安静にして、湿布を貼っていたけど、我慢できなくて・・・と病院へ駆け込む人は多いようです。中には接骨院へ行かれる方もいらっしゃるでしょう。しかし、接骨院はレントゲン撮影が出来ないので、まずは整形外科へ行くのが望ましいでしょう。レントゲンを撮ることによって、骨の変形がないかどうかを知ることができます。また、変形がなくても今の自分の関節の状態を知っておくことは今後の関節痛の症状を悪化させないためにも重要なことです。病院によって、期間はまちまちですが、半年に一度はレントゲンをとって、関節の変化をチェックしてくれる病院もあります。自分の関節が変形してきていないか、また変形がひどくなっていないかをチェックできるので安心ですね。関節痛は骨の老化が原因の一つに考えられているので、骨密度を測り、骨粗しょう症の検査をしてもらうのも良いでしょう。骨粗しょう症の検査は、大変簡単なものです。手首から肘までの部分をX線撮影するだけで、骨密度をはかることが出来ます。検査の所要時間は約2〜3分といったところです。骨密度が低いということは、骨がスカスカの状態になってきているということです。ですから、早めに治療を開始すれば、骨の変形はもちろん骨折などの怪我をふせぐことができます。病院ではどんな検査をしてもらえるのか、どんな検査をしてほしいかをあらかじめ調べて行かれるとよいでしょう。

 

関節痛について

 いつまでも、健康で楽しく暮らしたい・・・誰もがそう思うことでしょう。健康維持のために、山登りやジョギングなどを趣味としている方も多いと思います。しかし、無理をしたり間違ったやり方をして、腰や膝などの関節が痛くなった経験はありませんか?このような症状を関節痛といいます。最も多い関節痛は、腰・膝・肩の部位だといわれています。

 では、関節痛とはどのような事をいうのでしょう?私達人間には、膝はもちろん肘や肩など、たくさんの関節がありますね。関節と呼ばれる箇所は、曲げたり伸ばしたり動かすことが出来る部分のことで、骨と骨のつなぎ目部分と考えるとよいでしょう。通常、関節は 骨と骨がこすりあって磨り減ってしまわないように、軟骨と関節液というもので守られています。

 これは、簡単に言うと、自転車のブレーキパッドと潤滑油のようなものです。自転車のブレーキパッドと潤滑油は、使い続けると消耗してしまいますよね。人間も同じように長年、使い続けた関節は軟骨と関節液が減ってしまい、骨と骨が直接こすれあって痛みを生じるようになるのです。

 関節痛の痛みにはさまざまな痛みの種類があります。動かすと痛い人、寒くなると痛い人・・・また ふくよかな方は、体重を支える足に負担がかかるのですから、膝や股関節などの関節痛をひきおこします。さらには、スポーツなど決まった関節に負担をかけるような生活を続ける事が関節痛の原因になることもあります。

 関節に痛みを感じるようになったら、無理を避けて病院に行きましょう。整形外科ではレントゲン写真をとり、関節の変形などを調べてもらえますので、まずは整形外科を受診されることをおすすめします。