関節痛のマッサージいろいろ

関節痛と睡眠

 人間が、一番リラックスできる時間。それは、睡眠の時間ではないでしょうか?一日の疲れをお風呂で癒して布団に入った時、なんともいえぬ心地よさがありますね。

 しかし、関節痛で悩んでいる方の多くが不眠を訴えています。どうしてなのでしょうか?

 関節痛の慢性的なものは、夜 寝ているときも痛みがあるといいますから、睡眠も浅いものなのでしょう。痛みがあっても、夜ぐらいはゆっくり寝たいものですよね。病院から処方される安定剤にたよらなくても寝れるように、ちょっとした工夫をしてみませんか?

 では、何をどうしたらいいのでしょう?それは、布団です。

 なんだ・・・と思うかもしれませんが、これが結構 重要なんですよ。ふかふかの布団は確かに気持ちがいいものです。しかし、やわらかい布団は、関節痛の敵です。腰の筋肉が伸びてしまうので、かえって疲れてしまうのです。ですから、布団は やや硬めのものを選びましょう。

 さらには、寝るときの姿勢です。腰に一番負担がないのはあお向けなんだそうです。でも、腰が痛い時のあお向けは本当に辛いものですよね。そんな時は、横向きになりましょう。横向きは膝の関節痛の方にも良いとされています。

 今は、寝具売り場だけでなく雑貨屋にも、色々な形の抱き枕が売られていますね。これを膝の下にいれるだけで、脚のむくみや倦怠感が取れる事があります。

 今までのように、眠れなくて仕方なくソファに座ったまま寝るなんてこともなくなるかもしれませんね。

 

関節痛のマッサージいろいろ

 デパートに行くと、たくさんのマッサージ機やツボ押しグッズが売られています。なかには、手袋や靴下にツボの場所がプリントされているものまであって、そのアイデアには驚かされます。このように、一見してそれと分かるものから、よくよく説明書を見ないとわからないものまで、多種多様ですね。

 関節痛の痛みを和らげてくれそう・・・と、購入される方もいるでしょう。マッサージや病院のリハビリへ頻繁に通えない方には、手軽に出来るという意味でも望ましいグッズではないでしょうか。

 しかし、わざわざお金をかけて揃えなくても、家にあるもので代用できるのですよ。たとえば、ツボを刺激するには、ゴルフボールやヘアブラシ、ヘアピン。ちょっと、鍼をしてもらっているような感覚でしょうか。

 慢性的な関節痛で患部を温めたい時は、大抵は温湿布を貼りますが、かぶれやすい人もいらっしゃいますよね。そんなときには、使い捨てカイロやヘアドライヤーはいかがでしょう。やけどをしないように適度にあててあげると良いでしょう。

 また、ツボ押しやマッサージが一人では出来ないときは、家族に協力してもらってはいかがでしょう?病院で受けるよりもリラックスできて、コミュニケーションも広がりますね。

 もちろん、関節痛の痛みがいつもよりひどい時はやらないようにします。家でやるツボ押しやマッサージは調子が良い時にし、調子が悪いときは医師の診察を受けるようにしましょう。西洋医学と東洋医学を上手に組み合わせて、快適な暮らしをしてください。