肩関節痛

腰痛

いまや腰痛は、風邪の次に多い関節痛の病気です。私達人間は、2本の足で全ての体重をささえなくてはなりませんね。そして、2本足で立つには、足のすぐ上にある骨盤、さらにはその上の腰椎・・・これが重要なポイントとなるわけです。日頃から、スポーツをしている人や重い荷物を持つ人に腰痛が多いのは、腰椎に負担がかかる割合が大きいからというのは分かりますね。しかし、このような経験がないのに腰痛になる人もいます。実は、腰痛になる人の多くは会社員やOLのようにデスクワークを中心とした人、長時間 車を運転する運転手の方たちなのです。意外に思うかもしれませんが、長時間いすに座って同じ姿勢をつづけることのほうが、腰にかかる負担は大きいのです。俗に言う「職業病」というものですね。もちろん、これらの仕事に就いているからといって、皆がなるわけではありません。腰痛の原因となるものには「姿勢」が考えられます。関節痛にならないためにも、正しい姿勢を身につけるようにしましょう。

 

肩関節痛

「五十肩」と呼ばれる肩関節痛の症状を一度は聞いたことがありませんか?40代から50代の方に多く発症するので「四十肩」「五十肩」とよばれていますが、若くても高齢になっても発症する関節痛の一つです。「五十肩」は肩関節周囲炎といい、肩の関節の周りの炎症によっておこるのです。ですから、肩の筋肉が張って痛む「肩こり」とは痛い、肩関節と腕にかけて痛みを伴います。五十肩になる原因は、やはり骨の老化と考えられてはいますが、はっきりとした原因はわかっていません。痛みを突然 感じたとたん、腕が上がらなくなると言われています。安静時はもちろん、肩を上げたり下げたりする上下運動が痛みで出来なくなります。五十肩を経験した方には、トイレが一番困ったと、おっしゃった方がいました。下着を上げたり下げたりすることができなかったのだそうです。腕を思いっきり上に上げるわけでもないのに、そんな動作も困難になるのですね。また、慢性してくると、夜寝ていても痛みを伴うようになります。もちろん、このような症状が出たら、我慢も限界でしょう。病院へ駆け込む方がほとんどです。では、五十肩にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?一番の予防は、姿勢を良くする事です。テレビを見る時やくつろぐ時、寝転ぶ方は多いのではないでしょうか。確かに楽ですよね。でも、このような姿勢の悪さが肩に負担をかけているのです。さらには、肩の血行をよくすることが大事です。普段から、お風呂の中で十分に温めて、軽い運動をするなどして関節痛の予防に努めましょう。