ハードディスクからのデータ復旧

デスクトップ上のアイコンのデータ復旧

 デスクトップにはさまざまなアプリケーションソフトのショートカットアイコンが配置されています。よく使うアプリケーションソフトであればダブルクリックするだけでソフトが起動できるため、大変便利です。「スタート」メニューから起動するよりは手軽なため、活用しているひとは多いのではないでしょうか。しかし、いざという時に使いたいアプリケーションソフトのショートカットアイコンが見当たらないときがあります。しばらく使っていないと、「デスクトップクリーンアップ」機能で、ショートカットアイコンが削除されてしまうことがあるのです。その場合、デスクトップ上の「使用していないショートカット」というフォルダに移動していると思います。ショートカットアイコンのデータ復旧はそのフォルダからドラッグするだけで簡単にできます。削除されるたびにデータ復旧するのも、面倒なことです。そこで、勝手に整理されないためにも「デスクトップクリーンアップ」機能はオフにしておいたほうがいいかもしれません。

 勝手に整理されるのを防ぐためには「デスクトップクリーンアップ」機能が自動実行されないように設定しなければなりません。デスクトップ上で右クリックして「プロパティ」を選択します。「画面のプロパティ」が開いたら、「デスクトップ」タブの「デスクトップのカスタマイズ」を選択します。「デスクトップ項目」画面が開いたら、「全般」タブを開きます。そこで「60日ごとにデスクトップクリーンアップウィザードを実行する」のチェックをはずします。

 

ハードディスクからのデータ復旧

 パソコンを使用中にハードディスク内のデータを誤操作により削除してしまうことがあります。ハードディスクをフォーマットして、必要なデータを消してしまうこともあります。また、必要なデータをゴミ箱に入れたあと、ごみ箱を空にして完全に削除してしまった、ということは誰でも経験することだと思います。

 ハードディスクの中、どこを探しても見つからないファイルや、ハードディスクから削除してしまったけれど、どうしも復活させたいファイルがあるとします。現在ではその多くの場合においてデータ復旧する事が可能です。そのような時はすぐにパソコンの使用を中止するなど、あわてずに落ち着いた操作をすることが大切です。誤操作などの論理障害だけでなく、落下や衝撃などが原因の物理障害に対してもハードディスク内のデータ復旧をすることが可能です。

 インターネット上のオンラインソフトにデータ復旧ソフトがあります。また、パソコンショップなどにも、さまざまなデータ復旧ソフトが販売されています。これらのデータ復旧ソフトを使用して、データ復旧を試みてもいいかもしれません。ただ、個人でデータ復旧が可能であるのは論理障害によるトラブルに限定されるようです。

 クラッシュなど、物理的に故障しているハードディスクからデータ復旧を行うことは非常に危険な行為であるようです。ハードディスクを分解したら、二度と復旧できずに大切なデータを失うことになりかねません。