ミーティングについて

医療事務の七つ道具について

 皆さんの仕事の七つ道具って何ですか?

 医療事務の仕事の、七つ道具の一つは『付箋』です。付箋って便利ですよね!貼ったり剥がしたり出来るのですから、ちょっとしたメモには最適ですね。検査日が近い患者さんの印としてカルテに貼ったり、どのような症状で来たかが分かるようにメモを書いてカルテに貼ったりして使っています。この付箋、どうしてもない時は病院で購入しますが、よくMRさんが下さったりするので重宝しています。

 さらには、『電卓』です。私のクリニックは、院内処方でお薬を渡しています。ですから、会計の仕事には、電卓はなくてはならないものです。薬価の計算などはもちろんの事、ご夫婦で診察された時などはお会計を一緒にしたりしますから「カルテの左側にはいつも電卓を」という感じです。

 次いで『糊』です。検査結果や書類など、カルテに貼る時に使用します。

 また『ボールペン』は、欠かせないアイテムの一つですね。受付で何か書いては置き忘れ、薬局で書いては置き忘れ・・・と、あちこちにばら撒いて仕事をしているので、常にポケットの中にはペンがいっぱいです。たまに、知らないペンが入っていたりして、人のまで奪って書いているんだと、ビックリする事もあります。

 看護師さん達が聴診器を格好良く持っているのに比べると、かなり地味ですね。すぐに見つからなくて、受付の机の上をバンバン叩いて探すこともありますが、これらの道具のおかげで医療事務の仕事がはかどっています。

 

ミーティングについて

 病院には色んなタイプの方がいらっしゃいます。自己中心的な人、短気な人、穏やかな人・・・リハビリ(理学療法)を治療のメインにしている整形外科では、患者さんの特徴がとてもよく分かります。1分として待てずに治療が終わると勝手に機械を外してしまう方、「急いでないからいつでもいいよ」と言って下さる方、人は見かけによらないと言いますが「本当だな」と感じることが多いです。

 大抵、短気な方はリハビリが長引きそうだと途中でも帰って行ってしまわれます。そして、そのイライラの矛先が受付の医療事務員へ向けられます。「スタッフの人数が少なすぎるんだ」と言われるのは、まだ良いほうです。なかには「毎日、来ているのに優遇されない」なんて言われることも!理不尽な要求だなと思いますが、ひたすら謝罪します。

 院長の耳に入ったら大変な事になりますから、クレームは一旦、医療事務員でストップさせ、仕事の後のミーティングでスタッフ全員に報告します。ミーティングは看護師、理学療法士、医療事務の全員で毎日、行っています。看護師や理学療法士からは、患者さんの症状やリハビリの時の注意点が報告されます。医療事務員は、受付の立場から気づいたことなどを意見します。ミーティングといっても、結局 最後のほうは、世間話で終わる事が多いですけど 笑

 医療の現場は、常に連携プレーで仕事が行われていますから、どの立場の人が抜けても困るのです。また、スタッフの仲が悪いところは、患者さんの立場から見ても分かるようです。コミュニケーションが上手にとれる人は、医療事務の仕事もきっと上手くいくでしょう。